井上 起久子(いのうえ きくこ、1892年(明治25年)4月25日 - 不明)は日本の歌手、音楽指導者。歌手としては大正期から昭和戦前期にかけて、オペラ、歌謡曲、ジャズ、童謡など、幅広いジャンルで活動した。戦後は長らく音楽教室を主宰し後進の育成に努めた。 1892年(明治25年)4月25日に愛媛県新居郡西条町(現在の西条市)で生まれる。 西条高等女学校を経て、1914年(大正3年)に女子音楽学校卒業。小学校などでの音楽教師を経て帝国劇場洋劇部の第一期生としてイタリア人舞踏家ジョヴァンニ・ヴィットーリオ・ローシーに師事した。同年夏に帝国劇場にてオペラ歌手として初舞台を踏み、帝劇が財政難のためオペラから撤退した後は、ローシーに従って彼の設立したローヤル館で演じた。
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