高野 紀子(たかの のりこ、1936年 (昭和11年) 8月4日 - )は、日本の音楽学者、国立音楽大学名誉教授、元学長。 満州国時代に日本の租借地であった関東州の大連市に生まれる。東京芸術大学音楽学部楽理科を卒業し、さらに同大学専攻科を修了後、ドイツ政府留学生としてチュービンゲン大学に留学した。 中世ルネッサンス音楽ないし初期バロック音楽の声楽作品の演奏研究を専門として、永く国立音楽大学音楽研究所に所属し、古楽器を用いた初期のオペラ作品の復元演奏に取り組んだ。 1970年代から国立音楽大学が継続的に取り組む歌唱法研究において、科学研究費助成事業の代表を務める。その成果は1989年に、フランチェスカ・カッチーニ作品のオペラ『ルッジェーロの救出(イタリア語版、英語版)』(La liberazione di Ruggiero)と、クラウディオ・モンテヴェルディ作品のオペラ『オルフェオ 』(L'Orfeo)の古楽器を用いた演奏会形式による復元上演を企画・構成し、同年『ルッジェーロの救出』の復元演奏を収めたCDが発表された際には、その監修に当たった。
出典:ウィキペディア「高野紀子」(CC BY-SA 4.0)を一部抜粋
