山本 吉兵衛(やまもと きちべえ、1830年 - 1904年4月10日)は、三河国碧海郡高浜村(現・愛知県高浜市)出身の瓦職人。 三州瓦の鬼師(鬼板師とも、鬼瓦の製作者)であり、三河国における鬼師の元祖とされる。2021年(令和3年)時点で日本には70人から80人の鬼師がいるとされるが、うち約50人は三州瓦の産地である高浜市と碧南市に集中しており、これは2代目永坂杢兵衛と山本吉兵衛の存在が大きいとされる。 享保5年(1720年)には徳川吉宗や町奉行の大岡忠相によって瓦葺きが奨励され、町屋における屋根瓦の需要が増した。周辺地域で良質の粘土が取れたこと、燃料の入荷や製品の出荷のための海上交通が発達していたことなどから、近世の三河国では屋根瓦(三州瓦)の生産が盛んとなった。
出典:ウィキペディア「山本吉兵衛 (鬼師)」(CC BY-SA 4.0)を一部抜粋
