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加部安左衛門

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加部 安左衛門(かべ やすざえもん)は、江戸時代、上野国吾妻郡大戸村(現・群馬県吾妻郡東吾妻町大戸)の豪農・加部家の当主が世襲した名跡。加部家は戦国時代後期の富沢掃部介常久を初代として、江戸時代には商業・金融・酒造・鉱山といった多角経営で財をなし、「一加部、二佐羽、三鈴木」として上州第一の分限者と言われた。特に幕末・明治時代の12代・加部安左衛門嘉重は俳人・加部琴堂として著名。通称加部安(かべやす)。 加部家の先祖は平広常であると伝わる。初代・富沢掃部が永禄元年(1558年)に大戸に住んだことに始まると伝わり、4代目・小右衛門重常の時に大戸関所が設置されるにあたって関所役人に任じられたという。加部安左衛門重則は重常の次男であり、兄が関所役人を継いだのに対して農業を継いだが、その子孫は大戸村が関所が設けられるような信州街道・草津街道の要所であるという地理的利点を生かし、多様な業種に進出して上野国でも有数の富豪となった。

出典:ウィキペディア「加部安左衛門」(CC BY-SA 4.0)を一部抜粋