千坂 光子(ちさか みつこ、1863年 - ?)は、貴族院議員千坂高雅の長女。大物政治家の名を騙って金品を騙し取った詐欺で1896年に逮捕され、裁判で有罪となり刑に服した。名家の令嬢が起こした犯罪であったことから、世間を大いに騒がせた。本名テルから光子に改名した。 文久3年(1863年)、米沢藩家老の父・千坂高雅と母・たき子の長女(7人兄弟の一人娘)として米沢で生まれる。父は明治3年(1870年)から6年(1873年)まで洋行ののち、内務省書記官となった。光子は米沢の小学校を卒業後、母とともに上京し、東京市麻布区市兵衛町2丁目(現・東京都港区六本木)の本邸から女学校に通い始める。13、14歳ごろから、本郷の母方の親戚宅訪問を口実にしては上野・浅草を遊び回り、女中や車夫に口止め料を支払うような早熟な子供だった。
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