志水 辰夫(しみず たつお、本名: 川村 光暁(かわむら みつあき)、1936年12月17日 -)は日本の小説家。 叙情的な文体で冒険小説から恋愛小説、時代小説まで手がけ、その手腕は「このミステリーがすごい!」などでも高く評価されている。特に初期はクライマックスを散文詩のように謳いあげ、「シミタツ節」の異名を取った。 高知県南国市出身。高知商卒業後、公務員等の職を経て、出版社勤務。27歳から雑誌のフリーライターとして活動。 30代末から小説転向を志し、かつて取材した資料をもとにした長編小説を習作として執筆、これを全面的に書き直して1981年8月に書き下ろし『飢えて狼』としてデビュー。北方の海や択捉島を舞台にした骨太の冒険小説で、1977年刊行の谷恒生『喜望峰』(KKベストセラーズ)、1980年刊行の西木正明『オホーツク諜報船』(角川書店)などとともに日本に本格的な海洋冒険小説の時代を切り開いた。
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