川出 敏裕(かわいで としひろ、1967年 - )は、日本の法学者。専門は刑事訴訟法・刑事政策。業績としては別件逮捕・勾留に関する研究が知られる。東京大学大学院法学政治学研究科教授。日本刑法学会理事長。岐阜県出身。 川出は別件逮捕・勾留の問題につき以下の見解を示した。 逮捕・勾留の目的が逃亡の防止と罪証隠滅の防止であって、取調べ等の捜査はその目的ではないこと(逮捕・勾留と取調とは無関係)を前提にすれば逮捕・勾留中の取り調べ等の捜査の実態が逮捕・勾留の違法を導くことはないこととなる。そこで、身柄拘束期間中の取り調べ等の捜査の実態と、逮捕・勾留の適否との中間に、「起訴前の身柄拘束期間の趣旨」(逮捕・勾留被疑事実について起訴・不起訴を決すべく捜査を尽くすべき期間)を媒介項として入れることによって、取調べ等の捜査の実態を逮捕・勾留の適否の判断に反映できるようにしたのである。
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