岩谷 松平(いわや まつへい、1850年6月 - 1920年3月10日)は、薩摩国(鹿児島県)出身の実業家、政治家。岩谷商会会長。別名、岩谷天狗。煙草事業で競合した村井兄弟商会の村井吉兵衛ととも、明治時代の「たばこ王」として知られる。日本の煙草産業の大立者として「たばこの父」と呼ばれるほか、卓越した広告センスを持ち、宣伝広告の在り方や印刷技術の発展にも大きな影響を与えたことから、「近代日本のPRの父」とも呼ばれる。 薩摩国薩摩郡隈之城郷東手村の向田町(現在の薩摩川内市)にて、郷士・岩谷卯之助の二男として生まれる。1858年に母と死別。1863年に父をも失った。両親同じく熱病で長兄も失い、家族を養うために小菓を作って近在を行商して3年ほど糊口を凌いだのち、酒造業と質屋を営む本家・岩谷松兵衛の長女さい子の婿養子となる。
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